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トピック
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「貴様は俺の子になれるか?」
右手に持った刀の先端を向けながらガイオウモンは眼の前のザンバモンへ問いかける。
「子ども…にする…?ザンバモンを倒すん…じゃなくて…?」
困惑の表情を浮かべたザンバモン
一切視線を動かさず微動だにしないガイオウモン
彼らを交互に見つつ言葉の意味を確認する。「倒す。俺の子に相応しければ子にする。」
期待通りの言葉は聞けた。
聞き間違いであって欲しいという思いは砕かれたが。一体何を言いたいのかを再度問う間もなく、ガイオウモンは補足する。
「強者ならばな」
自分よりも強いかのような物言いに、ザンバモンは苛立ちを籠めた言葉を吐く。
「ほざくじゃねぇか!お前がワシより強えと言ってんのか!?」
「お前の子分になるんじゃねぇ、お前をワシの奴隷にしてやんのよ!」なるほど子分のことか。
「子分では無い。俺の子にするかどうか、選ぶのは俺だ。」
違った。
子分じゃないんだ。「おい、ゴースモン。お前が連れてきたコイツ、なに言ってんだ?」
はい。ゴースモンです。
わかる訳無いでしょ…聞かないで…。「さっき会ったばかりで…なんとも…。てっきり私はザンバモン様のお仲間かと…。」
「お前さっきワシのこと倒すだの言ってただろうが!」
これはいけません。意味不明な状況に混乱してミスり申し上げござろう。
ガイオウモンへの分も合わせてザンバモンの怒りの矛先がコッチに向いてしまった…
アイツの分は背負えませんて…とにかく、このままではマズイ。
そそくさとガイオウモンの後ろに隠れ、矛先をガイオウモンに誘導する。もう全てガイオウモンに任せるしか無い。
それしか生き残る道はない。
お願い!ガイオウモン!もう貴方しか居ないの!!ガイオウモンが構えを取り、それに合わせてザンバモンも戦闘体制に入る。
戦闘が始まったら逃げよう。
それしか無い。
どっちも頭がオカシイ。どうしてこうなってしまったのか。
ザンバモンが来てから今日までの事を思い返し始めたところで、ザンバモンの体が真っ二つに切り裂かれた。えー…つよーい…
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