希望の勇者と十一の貴石:6月 鳥撃谷の黄金月長石

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  • #3850
    アバター快晴
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       宝石商トラバサミはネオデビモンだ。ネオデビモンという種は、ニンゲンの感性でいうところの半裸と呼ばれる格好をしている。もちろんトラバサミもその例に漏れない。
       加えて堕天使型の翼は穴だらけ。傘代わりには到底ならない。
       
       トラバサミの相棒、スカルグレイモンのホープに至っては、その名の通り肉と皮すら失くして久しい。
       あばら屋以前のあばら骨では、流石にこの天気は厳しいかと、青いビニールシートを合羽の代わりに羽織っている。雨漏りが無いではなかったが、トラバサミは構わず、急拵えの屋根を小刻みに叩く雨音に微睡みながら、今日も今日とて、一応店だけは開いている。
       
       普段はホープの立派な一本角に引っかけられているトランクも、この時期ばかりはトラバサミの枕元、ホープの背骨と心臓が重なって、万が一にも濡れない位置を陣取っている。
       尤も、人の世界で宝石を売るネオデビモンなどトラバサミぐらいのもので、人の世界で宝石屋の屋台を買って出るスカルグレイモンなどホープの他に居る筈も無い。
       看板代わりのトランクが無くとも、宝石商トラバサミを見つけ出し訪ねるのは容易だろう。
       

       
      「おや、いらっしゃい。まさか本当にまたお見えになるとは。
       いやいや、迷惑だなんてとんでもない。コイツはなんとも嬉しい誤算だ。物珍しさに覗きに来るモンは少なく無いのですが、続けてとなりますと、なかなかご縁がありやせんで。
       
       さて、こちらにいらしたという事は、今月の目玉を見に来たんでしょう?
       ちゃあんとご用意しておりやすよ。あっしも嘘は吐きやせん。
       
       さ、どうぞ、お入んなさい。
       先月お見せしたモノに比べて、少々小ぶりですからな。それにお客さんが雨に打たれるままにしておくのも忍びない。
       ちょいとばかし狭いですが、そこは堪忍なさってくだせぇ。……うん? お客さん、折り畳み椅子なんて持ってきたんですかい? 話し手としては冥利に尽きやすが、ちょいと変わっておられますな。なかなかご用意の良い事で。
       ご期待に添えるモノをお出しできるかはわかりやせんが、少なくともモノは此度も一級品。魔王自慢の逸品でさぁ。
       
       早速ご覧に入れましょう。
       どうです? お月さんと言えばきんきら黄色に光ってるモンではありやすが、金に輝くムーンストーンというのは、お客さん、初めて見たんじゃぁありやせんかい?
       面白みの無いシンプルな楕円のカットではありますが、これが一番、ムーンストーンの遊色を際立たせる。
       こうやって傾けると……薄暗いせいで些かわかりにくいですな。ライトを出します故しばしお待ちを。
       
       気を取り直して。
       
       如何です? 光に沿って、青白い帯が走るでしょう。そこにうっすら、しかし華やかな桃色も付き従っている。月面を兎の群れが跳ねているようじゃあありませんか。これは専門用語で“シラー”と言いましてな。コイツがあるのが、同じ長石の仲間であるサンストーンやラブラドライトとは違うところなんでさぁ。
       
       黄金月長石と呼ばれるこの石は、デジタルワールドでも有数のムーンストーンの名産地にて発掘されたと聞いておりやす。
       ええ、向こうにも鉱山というヤツがありましてな。あっしの店に来るぐらいなんだから、デジモンについてちったぁご存知でしょう。“クロンデジゾイト”って単語に覚えはありやせんかね? あれも専用の鉱山で採掘されているんですよ。
       同じように、宝石が採れる山もある。
       今回の黄金月長石にまつわる物語は、そんなムーンストーンが採れる山に伝わる、不思議な不思議な御伽噺でさぁ。
       
       時にお客さん、ムーンストーンはこの国、日本でも採れる事をご存知ですかな?
       “人喰谷”と。そんなおどろおどろしい名前の渓谷が、美しいムーンストーンの産地だそうで。この「人喰」というのは、その地が雪崩の頻発地帯で、山を越えようとした旅人を度々呑み込んでしまうから。というのが由来らしい。
       奇しくもデジタルワールドのムーンストーン一大産地も、デジモンにとって「人喰い」に等しい名で呼ばれているんでさぁ。
       
       “トラッシュバレー”。別名、“鳥撃谷”というんですがね。
       

       
       トラッシュバレーでは雪もさる事ながら、トラッシュの名の通り、ニンゲンの世界から削除されたデータがよく降った。まあ、アレです、ニンゲンの感性で表現するのであれば、宇宙ゴミみたいなモンですな。
       不意に隕石のように降ってくるそれらが、飛んで谷を越えようとするデジモンをよく穿つから。故にトラッシュバレーは、いつしか鳥撃谷とも呼ばれるようになったんです。
       
       空を行く者には手厳しく、地に住まう者の滞在をも拒む。
       トラッシュバレーはそんな土地でしたが、手付かずな分、鉱物データは豊富。天の落とし物は人からすればゴミの類でも、デジモンにとっては貴重な資源となり得る物が数多混じっておりやした。
       故に、危険を承知でトラッシュバレーに身を置いて、回収屋的な事をやっているデジモンというのも、実のところ、それなりの数が居たんだとかで。
       
       その中に、インセキモンというデジモンがおりました。
       
       お客さん、ゴツモン、というデジモンをご存知ですかな? 人懐こい成長期だから、ひょっとするとお客さんでも見た事があるやもしれませんね。
       インセキモンというのは、見た目はゴツモンそっくりなんです。ゴツモンは鉱石データで肉体を構築したデジモンなんですが、なんでもその鉱石に隕鉄のデータが混じっていると、進化する際にソイツが表層化する事が有るんだとか無いんだとかで。
       それからゴツモンがインセキモンに進化するまでの間に、アイスモンという、全身が氷でできた成熟期が挟まる事もある。コイツも前述の2体とほぼほぼ同じ姿のデジモンだ。
       
       ……なんで突然氷になるのかって? ンなモン、学者先生にでも聞いてくだせぇ。
       
       とはいえトラッシュバレーに限って言えば、ゴツモンがアイスモンになり、アイスモンがインセキモンになるのも、何ら不思議な環境じゃありゃしやせん。
       トラッシュバレーには鉱物データが豊富で、万年雪が降り、外の世界の欠片まで落ちてくる。
       ゴツモンがゴツモンの姿を保ったまま進化を続けるのに、これ程おあつらえ向きの土地もありますまい。
       
       とはいえこの物語に出てくるインセキモンは、成長期の頃から微塵も形が変わらない事を、どうやら不満に思っていたようですな。
       力ばかりは強くなりやしたが、ニンゲンでもほら、いつまでも背が伸びないと、それを嘆く事も少なく無いのでしょう。何にせよ、インセキモンは己の姿に納得しておらなんだ。「もっと華やかだったり、豪快だったりするデジモンに進化する同胞もいるのに」と。
       そもデジタルワールドでは、完全体に進化できる個体というのがまずほんの一握りなんですがねぇ。逆を言えば、完全体に至るだけの力を有していたからこそ、インセキモンは欲をかいたんでさぁ。
       
       故にインセキモンは、デジモン一倍、更なるステップへの進化を渇望しておったそうです。
       
       そんな風にしてインセキモンが、冷たい身体に不満の火種をぶすぶす燻らせていたある日の夜、空から月が降ってきやした。
       
       月、というのはもちろんモノの例えです。だが見紛うのも無理はない、ソイツは三日月の形をした、大きな黄金の船だった筈ですから。
       それはジョウガモンという究極体――これが、完全体の更に上を行く段階です――デジモンが駆る、“広寒宮”という名の飛行船でした。
       インセキモンは、鳥を撃つトラッシュバレーのデブリに月までもが墜とされたその瞬間に、たまたま居合わせたようなのです。
       
       巻き込まれるのは免れたようですが、大変な衝撃だったでしょうな。
       さながら神籤入りのクッキーを割った時のように、中央から真っ二つになった広寒宮の周りには、同じ色の破片が散らばっていたのではないかと思いやす。
       
       その中には、船の繰り手であるジョウガモンの姿もありやした。
       ニンゲンの女性に似た身体に、これまた金に輝いた、兎を模した鎧兜を纏った神人型デジモンです。
       
       ジョウガモンは武術の達人だという話ですが、予期せぬ墜落に際して受け身を取れる程の猶予は無かったのでしょう。蹴りの必殺技を繰り出すための足が、哀れにも。それはそれは酷い有様だこと。ひと目見て碌に身動きが取れないと解る様子で、ジョウガモンは雪の上に投げ出されておったそうです。
       
       とはいえ形がある以上、ジョウガモンはまだ生きておったんでさぁ。
       
       インセキモンがこのジョウガモンに気付いて、おっかなびっくり歩み寄ると、ジョウガモンもまた、インセキモンに気付いたようでした。
       「もうし」……こんな感じですかな。「そこなるお方。どうか、どうか船の中にある、“玉兎”を取ってきてはくださいませんか?」ジョウガモンは絞り出すような声で、インセキモンに乞うたとか。
       
       玉兎というのは、ジョウガモンの武器です。これまた三日月の形をした刃だ。
       しかしこの刃、敵をなますに切り刻むばかりではなく、治療の力も秘めている。ジョウガモンが掲げれば、如何なる傷をも癒やすともっぱらの噂でさぁ。
       ジョウガモンの足は見るも無惨な有様でしたが、玉兎を使えば、たちまち元通りだったに違いありやせん。そんな奇跡じみた御業を可能とするからこその究極体なのです。
       とはいえ手元に玉兎が無ければ、流石にソイツは叶わない。強過ぎる能力に対する制約みたいなモンですな。
       
       インセキモンは、ジョウガモンの懇願に頷いたといいます。
       ですが、腹の内はと言えば。ね。
       ……ジョウガモンは、目映く、煌びやか。つまり、美しいデジモンでしたから。
       
       インセキモンはしっちゃかめっちゃかになった広寒宮の中から、どうにか玉兎を掘り起こしました。
       主や船がこの有様にもかかわらず、玉兎には傷一つ無かったとか。
       
       インセキモンの体躯の2倍はある大太刀でしたが、完全体の膂力があれば、持ち上げるのには苦労しない。
       ジョウガモンにもよく見えるよう、インセキモンは、玉兎を掲げてジョウガモンの元に引き返しやした。
       
       ああ、と。ジョウガモンは痛みに耐えるために結んでいた唇を、僅かに綻ばせた事でしょう。
       そうして安堵に気を緩めたジョウガモン目掛けて、インセキモンは玉兎を振り下ろしました。
       
       玉兎はジョウガモンの首を落としました。
       
       その時です。今度はインセキモンが息を吐くためかぱと口を開けたのも束の間。けたたましくさえ感じる大笑いが、しんと冷たいトラッシュバレーを震わせたのです。
       笑い声は、ごろんと向こうに転がったばかりの、ジョウガモンの首から発せられていました。
       
       ジョウガモンの首は呆けるインセキモンに向かって、嘲るように言いました。自分も元は、この谷で生まれ育ったゴツモンであった、と。
       
       「そしてあなたと同じように、私はある日天から落ちてきた月の女神を殺しました」ジョウガモンは続けます。「そうして得たのは、長きに渡る孤独の日々。しかしそれも今宵まで」
       ジョウガモンはもう一度呵々と笑って、インセキモンへと言い渡しました。
       
       「私と同じ情け知らずのあなたは、私と同じく孤独の末に、情け知らずの手にかかって死ぬでしょう」と。
       
       それだけ言い残すと、ジョウガモンの首は消えて無くなりました。デジモンは死ぬと光になって消えてしまいやすからね。
       しかしインセキモンもまた、もはやそこにはおらなんだ。
       気が付けばインセキモンは、ジョウガモンへと進化していたのです。
       
       インセキモンだったジョウガモンは、ここにきてにわかに恐ろしくなりました。
       首を落としたジョウガモンの声が、耳にこびりついて離れんのです。
       
       長きに渡る孤独とは、一体如何ほどの長さなのか。
       己を殺す情け知らずは、一体如何様な死を己に与えるのか。
       
       考えるだけでおかしくなる。いいや、おかしくなってしまったんでしょうな。
       たまらなくなって、ジョウガモンは新しい自分の手で、今一度、先のジョウガモンが最期の言葉と共に遺した玉兎を取り上げました。
       
       そのままジョウガモンは、もう何も考え無くて良いように、己の頭を首から切り離しました。
       
       こうしてジョウガモンは、情け知らずの手にかかって死んだのです。
       
       その亡骸が斃れた所に遺されていたのが、この黄金月長石だと伝わっておりやす。
       あくまで御伽噺ですからねぇ。嘘か真かは解らない。
       だけれど金に輝くムーンストーンが見つかったのは、後にも先にもトラッシュバレーのコイツだけ。しかし同時に、黄金月長石はこの世にただ1つ、確かに存在しておるのです。
       

       
       如何でしたかな? お客さん。
       ……はあ。裏声がキツかった。
       他に言う事無いんですかい? あんさん、鳥撃谷のインセキモンに、負けず劣らずの情け知らずだ。
       
       ま、よござんすよ。あっしはお喋りは好きですが、ソイツが仕事って訳じゃあ無い。
       それで? こちらの黄金月長石は如何なさいますかな?
       買わない? ま~あそうでしょうな。そんな気はしておりやした。こんないわく付きみたいな謂れ持ち、好んで手元に置く者なんて、それこそ宝石狂いの魔王ぐらいのモノでしょうから。
       
       とりあえず、この先も足を運んでくださるなら、気に入る石の1つや2つくらいはありましょうて。
       例えば、先の話にも出て来たゴツモンですが、あの種にまつわる宝石とお話も、実はもう1つあるんでさぁ。話すとすれば、ひい、ふう、みい……9ヶ月も先の事になりやすが。
       
       気長に待ってくださるなら、こちらも気長に待たせていただきやすよ。そうです、どうせ暇なんでさぁ。
       そういう訳だ。どうかまたいらしてくだせぇよ。
       またのご来店を、お待ちしておりますのでね」

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    • #3851
      アバター快晴
      参加者

         おまけ:貴石こぼれ話・6月編
         
        「おや、お客さんいらっしゃい。何かお求めのモノがあるってな顔をしてなさる。お力になれれば良いのですが。
         
         ……ふむ、真珠、ですかい。
         
         あー、そういやソイツも今月の石……石? でしたな。
         しかし申し訳ない。真珠となりますと、あっし、どころかそもそもデジモンの宝石商をあたるのは、正直オススメできやしませんねぇ。
         
         どうしてかって?
         お客さん、シャコモンというデジモンをご存知ですかな?
         シャコモンというのは、その名の通り大きな二枚貝のデジモンで――コイツが必殺技で、所謂“黒真珠”を吐くんでさぁ。いや、本当に真珠って呼んで良いのかは微妙なところですが、『ブラックパール』っつー必殺技名もありますので。
         とどのつまり、デジタルワールドにおける真珠、ってのは、成長期がバカスカ撃ってくる程度のシロモノって認識で、当然集める奴もいない。あんまり価値が認められてねぇんですわ。
         
         仮に取り扱いがあるとしても、でけぇですからね、『ブラックパール』。少なくとも装飾品にはとても出来たモンじゃ無い。
         フォーマルな場、冠婚葬祭でも使えるアクセサリーとして、真珠はニンゲンのご婦人方に人気が高いとはあっしも聞いてはおりやすがね。あんなモン首から提げようものなら、顰蹙を買う以前に首がもげちまいますて。
         
         無理にデジタルワールド産のモノをお探しになるより、お近くのジュエリーショップを覗かれる方が賢明かと。
         
         あるいは、そうですな。
         真珠と同時に、特別な体験をお求めであれば、三重県は伊勢志摩あたりに足を運ぶのがよろしいかと。
         
         あそこは真珠養殖日本三大産地のひとつで、かつ世界で初めて真珠養殖の技術を確立させた地であると伺っておりやす。
         その立役者の記念館を含むいくつかの施設が寄り集まった島もありましてな。ミキモト真珠島でしたか。歴史的資料やコレクション展示はもちろんの事、真珠用の核を埋め込んだアコヤ貝を管理する海女さんの仕事風景も公開していやすし、ジュエリーショップも併設されておるので、一見の価値はあるんじゃないですかね。
         あと、あの辺はフツーに真っ当な観光地ですからな。近いですぜ、鳥羽水族館。それから当然、海の幸もよりどりみどり。成長期の必殺技に高ぇ金出すぐらいなら、奮発して遊びに行って来なせぇ。
         あっしも宝石商の端くれ、うちの店よりええモンがあるなら、そっちをご紹介せずにはおられませんので。
         
         そういうワケで、あっしの店で真珠は取り扱っちゃいねぇんでさぁ。その辺、どうかご了承くだせぇ。
         代わりにと言っちゃ何ですが、今月だともう1つ、自信を持ってオススメできる石がありやしてね?
         
         どうぞごゆるりと、ご覧になっていってくだせぇ」
         
         
         以下、感想返信。
         
         夏P(ナッピー)様
         
         この度も感想をありがとうございます!
         そうです、誕生石なのでした。誕生石が複数ある月の場合はデジモンと絡めやすい石をピックアップしているのですが、触れないのも少し寂しいかなと思い、トラバサミにあとがきで取り扱ってもらう形になりました。
         
         トラバサミはレギュラーの語り部なので、これからも皆さんに色々とお話を聞かせてくれる予定です。……まあ、取り扱っている品を本当に正規ルートと呼んでいいのかは若干微妙ですが……元々魔王の蒐集品ですし……。
         
         ノヘモンは一般通過激強ノヘモンです。伝説で語られる、また語られるほどに愛される存在は、勇者や魔王の専売特許じゃありませんぜ。
         
         はい、今月はムーンストーン、来月はルビーとなります。ま、まあ、パールさんにはあとがきをにぎわせてもらいましたので……。
         
         改めて、感想をありがとうございました!
         
         
         パラレル様
         
         今月も感想をありがとうございます! 月刊デジタルワールドトレジャーストンです。実は昔快晴も集めていました。
         ご覧になりましたか日本ジュエリー協会のサイト。執筆の際も大変お世話になっていたり。3つはまだしも、4つある月、マジでどうしましょうねぇ……?
         
         スカルグレイモンを店代わりにするネオデビモンという絵面は、Xでもお伝えしましたが、自分の中でもかなりのお気に入りです。まあ屋根が屋根なので、今月みたいに雨降りになると大変みたいですが、そこもまた味という事で……?
         実はアーマー体の中ではノヘモン、かなり好きだったりします。本体と普段動いている方が別というのは設定的にも使いやすいので大変重宝していますね。数の不利を機転と地の利で埋めるのは書いていて楽しいものです。
         
         魔王の格の高さも、ちらっとでもお伝えできたのであれば幸いです。うちのバルバは何かと極端な奴ばっかりなので……なんか快晴意外と書いてるなバルバモン……。
         
         こんな感じで、魔王が集めたデジタルワールドの不思議な宝石の話を、この先も紹介して行けたらなと思う次第です。
         
         改めて、感想をありがとうございました!

        #3881

         まだ発表されたばかりのジョウガモンを早速登場させて見事に活躍(……活躍?)させたワザマエ、感服致しました。
         八百比丘尼伝説やら数多の故事に倣うかの如く永きに渡る時を孤独に生きてきた者をあうんさせたらその呪いはあうんさせた者に引き継がれ、また新たな悠久の時が始まる。ジョウガモンの設定にある孤独を斯様に解釈するのは非常に興味深かったです。当代のインセキモンは刎頸の瞬間に何を思ったのか……そして永い時の果てにまた同じ台詞を言うのだろうか、考えさせられるものでした。
         こうした場所で使われてこそ武器の名前も印象に残る奴! それはそうと船が落ちてきたと聞いて完全に神・エネルのマクシムが脳裏に過ぎってしまったぜヤハハハハ。
         
         めっちゃ日本の地名出とる!!
         元から種族の割に極めて人間くさいトラバサミでしたが、なんで富山のあそこ知っておるのじゃ! 余談の方で御木本幸吉の話が出てきたり一方でシャコモンの必殺技を絡めてデジタルワールドにおける真珠の価値とはを語る場面にちょっとへぇ~ボタン連打しつつネオデビモンの口から三重・伊勢志摩という単語が出てくることに戦慄にして驚愕。人間界のことに詳し過ぎる、何故だ!!
         
         ゴツモン⇒アイスモン⇒インセキモンのハイパーガッカリエボリューションに幸あれ。
         此奴を完全体のままにした際、じゃあ究極体は何にすべきかと悩むこと結構あると思うのですが、隕鉄と月長石を繋げてジュウガモンに繋げるの見事っていうか不穏というか悲劇でした。そりゃないぜ!!
         そして折り畳み椅子まで用意して聞きに来ているお客人、誰なんだアンタ一体……。
         
         最後に振られたのはアレキサンドライトか……?

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