ドレンチェリーを残さないでep31

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    heliconiannheliconiann
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      バーチャル配信者というのは恐ろしく多様化している。その参入ハードルは極めて低く、なるだけならお金もほぼかからない。ありきたりな奇策は大概既に試されているし、専門家に近い人間がその知識を披露するようなチャンネルも五万とある。

      それでもなおその中で輝くには、本人の煌めく資質と、それを押し上げる献身的なサポートや、ユニットのような戦略が必要となる。

      故に女は、陽都野妖狐が許せなかった。

      陽都のあらゆるイベントに出張り遮二無二知名度を確保し、陽都内では自主的にVなど見ないお年寄りにまで狐ちゃんと親しまれている。テレビにまで出るようになったというにチャンネルの収益化もしない。

      「妖狐ちゃん、なんとか衣装の費用工面できたみたいで、今週末には地元大学の小さなイベントに行くんだって。私も通った大学なんだけど、その日って休めそう?」

      「……歌のレッスンがありますよ。レコーディングもうすぐなので、休むわけには行かないかと」

      「そっかー……昼までのレッスンかー……終わった後もやってるかなぁ?」

      会話を思い返すと腹が立ってくる。

      鯖野味噌美は典型的なたたき上げのV配信者だ。地道なゲーム配信と雑談動画で視聴者とは料理の話題や簡単なおつまみの作り方なんかで牧歌的に盛り上がり、地道に登録者を増やしてきた清らかな天使だ。

      そして、ある鯖缶レシピがバズって日の目を見るようになり、レシピ動画が恒常化、週に何度か雑談配信をして使って欲しい食材や悩みを聞き、週末にはアンサーのレシピ動画をアップする様になり、事務所からスカウトしていいと許されるまでの人気配信者になった。

      陽都野妖狐のデビューを後押しする面倒見の良さもある。

      なのに、陽都野妖狐は恩を仇で返したのだ。

      その女は、私服でその大学を訪れた。この大学は学食が一般開放されているから不自然でもない。先日事件があり施設が破損したが、学生達は授業も再開している。

      『昇陽チャリティーフェス』、大学の休講日を利用した小規模イベントで、大学の中庭で行われる小規模音楽イベント。そのMC役として妖狐は呼ばれたのだという。

      もう二ヶ月後だったら味噌美が妖狐の代わりに呼ばれていただろう。

      妖狐の衣装をもう一度台無しにすれば、資金面でかなり追い詰められる筈だ。

      大学構内に貼られたチラシを辿っていって中庭へ辿り着く。そして、いつでも刺せるように、ポケットからオメカモンのメモリを取り出した。

      しかし、そこにはステージも何もなかった。

      「10:00からイベントの筈……9:30回っているのにどうして……?」

      その女はまさか、と振り返って急いで帰ろうとした。

      「マネージャーッ!!」

      その声に、女は足を止める。

      「味噌美……? どうして、レッスンに行った筈じゃ……」

      足を止めて見た先には、地味な格好の女がいた。

      垢抜けないなんなら少し小太りの背も低い女、鯖野味噌美の中身と言われて受け入れられるファンはいないだろう。陽都野妖狐の様に多少地味でも美人というわけでもない。

      「味噌美さんには芝居を打ってもらったんです。妖狐さんの予定も嘘吐いてもらって、ボイストレーナーさんにもレッスン日をずらしてもらって……こっちで作ったチラシデータも送ってもらって。協力してもらいました」

      杉菜がマネージャーと呼び掛けられた女の退路を塞ぐように現れながらそう口にする。そして、同時に味噌美の側には耳と尻尾に、綺麗になった巫女服を着た妖狐が現れる。

      陽都野妖狐は、綺麗になった巫女服を着ていた。耳と尻尾も汚れていない。だが、新品でもないのも見てわかった。

      「……味噌美、これは、なんの企画ですか? だめですよ、顔出しちゃ……」

      「誤魔化さないで、マネージャー。妖狐ちゃんの衣装汚して暴言吐いたの、マネージャーだよね?」

      味噌美の言葉に、マネージャーは焦ったように崩れた笑みを浮かべる。

      「なんですか? それ、ニュースで確かにそんな話見ましたけど……私じゃないですよ。信じてください」

      「信じたから、来ないと思った。私には、今日は打ち合わせだって言ってたよね?」

      「……アレですよ、レッスン終わりに味噌美が応援しに来るかもって、妖狐さんに伝えようと思って打ち合わせ前に寄ったんですよ」

      「じゃあ、その手の中のメモリを見せてもらいましょうか。マネージャーさん」

      杉菜の言葉に、マネージャーはでの中に握りしめたままのオメカモンメモリを思い出した。

      「……探偵? でしたっけ? 証拠もないのに人を疑って無理やり調べようなんてだめですよ」

      「妖狐さんを襲ったオメカモンは味噌美さんと一緒に行った動物公園で買ったキーホルダーに言及しています。それを知ってる人は、ある打ち合わせに同席していた人だけです」

      陽都野妖狐は、出演者の名前を挙げたが、番組の打ち合わせなのだ、当然番組スタッフもいるし、バーチャル配信者が打ち合わせ時に実際作った料理を見せたり顔を隠したまま打ち合わせるためにいつもの機材を使っていたならば、その場に普段の撮影で一緒にいるマネージャーがいたとしても不思議はない。

      それに猗鈴はあの日気づいたのだ。

      「……あー、さといも鯖味噌パイの。でも、同席していた人は私だけじゃ……」

      「味噌美さんとめせぬっぽさんは生配信、竜人さんは北海道、今鈴ザピナさんは、動機がない。動機があって、アリバイもないのはあなたぐらいです。妖狐さんが襲われた当日、あなたは風邪を引いたと味噌美さんが生放送で話していました、しかし、カレーフェスの関係者に聞いたら目撃してる人がいました。仕事をサボって食べ歩き、ならまだかわいい嘘だったんですけれどね……」

      杉菜はそう喋りながら、マネージャーに近づいていく。

      「私の動機って、一体なんのことだか……」

      動揺するマネージャーを見据えながら、杉菜は猗鈴の推理を思い出していた。

      『妖狐さん、もしかして味噌美さんがスカウトされた時、一緒に声をかけられなかった?』

      『声はかけられましたけど、私はお断りしました。え、まさかそんな理由で?』

      『お兄さんに聞いたんだけど、配信者は増えすぎてるから、一人の魅力だと限界がある。だから他の配信者との関係性も合わせて売り出すんだって。ファンが味噌美さんに妖狐さんのことを尋ねたり、鯖狐助かるとか言ってたのは、そこに魅力があるからだって』

      『じゃあ、私が襲われたのは、鯖野味噌美と陽都野妖狐の関係性が固まりすぎてて、同じ事務所内でユニットを組ませにくかったから?』

      『だとすれば説明はつくと思う。忘れられてくれたならともかく、単体でテレビにも出られるし、配信者に興味なさそうな世代にも認知されている妖狐さんはかなり目障りだった筈』

      ただ、少しだけ杉菜は釈然としていなかったのだ。陽都野妖狐が引退すれば鯖野味噌美が悲しむのは必然。『本物のV』と呼ぶぐらい、彼女を尊敬しているのだとすれば……

      「……陽都野妖狐さんを事務所に入れて鯖野味噌美さんとユニットを組ませる為です」

      「えっ……」

      杉菜の言葉に、聞いていた推理と違うと、妖狐までも驚きの声を上げたが、マネージャーだけは違う反応をした。

      その表情が、その推理の正しさを裏付けていた。

      「ただ配信を辞めさせたいならば、もっと直接的な暴力を振るえばいい。オメカモンメモリは『殺傷力のない攻撃』ができるメモリ、妖狐さんを追い詰めはしても傷つけるつもりはなかった」

      「訳がわからない、どういうこと……?」

      「暴行は非親告罪、器物損壊なら親告罪です。兼業配信者の妖狐さんに弁護士を雇い手続きをする負担はとても大きい。衣装を台無しにしたのも同じ理由、金銭面や手間の面で追い詰める為です」

      「……そうしたら、私が、陽都野妖狐が、スカウトを受けると思ったってことですか? 事務所のサポートがないとやっていけない状況に追い込んで、サポートするからと契約を迫るつもりだったって事ですか?」

      妖狐の言葉にマネージャーは頷いた。

      「先輩をもっと押し上げる為に、ユニットを組ませたかったんですか? だったらそうと言ってくれたら……」

      「……それは、私が止めたの」

      味噌美はそう言って、妖狐の追求を止めた。

      「リアルが苦手で画面の向こうの誰かを楽しませたいし一緒に楽しみたい私と、陽都(リアル)が好きで陽都の人達の笑顔が見たいこの子はモチベーションの種類が違う。私の名前を出したらやってくれるだろうけど、それは無理やり付き合わせるだけになっちゃう。そう言って、私が止めたの」

      でも追い詰めちゃったね、ごめんねと味噌美は涙を流した。

      それを見て、マネージャーはその場にメモリをぽとりと落とし、地面にへたり込んだ。

      「……ごめんなさい、ごめんなさい味噌美。違うの、私、陽都野妖狐と組む以上にあなたの魅力を引き出す方法が思いつかなかったの……!」

      「でも、あなたがしたことは犯罪です」

      人が着ている衣服を故意に汚すのは暴行罪の前例もありますから、非親告罪ですしねと、思いついたように付け加えながら杉菜はメモリを拾う。

      「あなたがするべきことは、味噌美さんも妖狐さんも納得できるユニットの形を考えて提案することだった。メモリの所持も違法です。では、あとは警察に任せるということで……」

      杉菜はそう言って、ガシッとマネージャーの腕を掴み、ちらりと妖狐を見た。

      「……あの、姫芝さん」

      「なんですか?」

      「調査してもらったのに、こんなこと言うのはアレなんですけれど……マネージャーさんのこと、私達で決めちゃダメですか?」

      妖狐の言葉に、マネージャーと味噌美は思わず目を見開いた。

      「えっ……」

      「マネージャーさんが捕まっても、先輩のスキャンダルになって損しますし……認めたくはないんですけれど、今回ので確かに事務所所属だったら、いきなり衣装ダメにしたからで参加取りやめにするイベントに代わりの誰かに行ってもらうとか、他に色々できることあったかなって思ったところはあったんです。インクに詳しい、笑顔と服装が個性的な方がいなかったら衣装も台無しのままでしたし……」

      綺麗になった衣装を見ながら、妖狐はやり方は悪かったけどと付け加える。

      「前はすげなく断ってしまいましたけれど、エージェント契約? 契約の内容を先輩も交えてもっと詰めていって、納得のいくものを出すことに協力してもらう……って形で償ってもらおうかなと」

      法人じゃないから寄付できなかった陽都の団体とかありますしねと妖狐は笑い、マネージャーはありがとうと地面に頭を擦り付けた。

      「妖狐さんがそうしたいならば、私達は止めません。探偵は警察じゃないですし、人はやり直せるものだと思ってますから」

      依頼主の利益が第一ですと杉菜はそう言った。

      『姫芝も前科持ちだしね』

      杉菜のイヤホンに猗鈴の声が届く。子供の頃より少し低い、十九歳の猗鈴の声だ。

      「……余計なことを言わないでください」

      杉菜は口元を隠しながら、小声で襟元のマイクにそう話しかけた。

      『子供の私の推理を元に得意げに推理を語った挙句、三文芝居を聞かされたから……』

      「……姫芝さん? どうかしましたか?」

      「いや、なんでもないです。警察には連れていきませんが、病院には連れていきましょう。メモリの副作用は存外危険ですからね」

      杉菜はそう言うと、イヤホンを外した。

       

       

      「……そっちの事件は片付きましたか?」

      公竜はカウンターに座る猗鈴にそう声をかけた。子供の姿ではなく元の大人の姿で、いつも通り隣に座っている便五よりも背も高い。

      「はい、戦わずに済んだみたいです。」

      じゃあ、青葉さんに作戦終了と大学使わせてもらったお礼の電話しておく、とカウンターの中で天青は電話を取った。

      「では、猗鈴さんが縮んでいた間の情報共有の続きをしましょう。組織について、鳥羽は妹からかなり詳細な情報を得ていました」

      「天青さん達が推定した本拠地の位置とかは一致しました?」

      恵理座が偽の情報をつかまされていたら可能性もないわけではない。

      「えぇ。鳥羽の資料に過去の日付で書かれていた幾つかの施設が、吸血鬼王や風切王果の襲撃で破壊された施設とも一致します。かなり確度が高い情報です」

      公竜はそう言って、ガムシロップを四つ机の上に並べた。

      「現在、リヴァイアモンとのパイプを持っている組織の人間。つまりは、絶対に逃がせない人間は三人います」

      「三人……本庄義輝、小林さんの妹の未来さん、そして姉さん……」

      猗鈴はそう神妙に口にしたが公竜は首を横に振った。

      「妹は、メモリの影響が強く意識が飛ぶ事もあるためにリヴァイアモンとの通信ツールは持たされていないそうです。まぁ……本当かはわかりませんが」

      「でも、最高幹部は姉さん含めて四人、未来さんが持っていないなら、風切王果が倒したと口にしていた幹部がまだ……?」

      「そっちは僕の仲間が死体を確認しました。もう一人、秦野という男がいるそうです」

      「秦野……?」

      猗鈴は全く知らない名前だった。

      「姫芝さんによると、夏音さんの側について秘書か召使の様に振る舞っていたそうで、自分の前任の幹部の直属ぐらいに見ていたそうですが……妹の証言によるとリヴァイアモンの直属の部下が人に寄生した男で、最高幹部の近くで組織の成り行きを見守りリヴァイアモンに伝える、監査役というのが実態の様です」

      「組織運営から一歩引いたところにいることで、その時々の組織が沈みそうならそこから逃げてやり直す。そういう役目……ですか?」

      「その様です。養護施設から情報を調達してくる蝶野を失い、新たな幹部を本庄は補充できなくなりました。幹部をこれ以上減らす前に倒さないともしかすると……」

      妹よりも優先しなければいけないかもしれない。そこに公竜が葛藤しているのは人の顔を読むのが苦手な猗鈴にも見て取れた。

      「天青さん」

      「なに?」

      「未来さんに最優先で接触、未来さんに秦野を呼び出してもらって秦野を倒し、その後姉さんや本庄を相手にする……という順番でいいんですよね」

      「もちろん」

      天青は、既に盛実から未来との連絡手段があることを聞いていたが、あえてそれは伏せた。

      蝶野の鱗粉で子供にされていた人達は、これから猗鈴の情報を元に回復させる予定になっているし、未来の腹心の部下らしい女も容体が重く思う様に話が聞けていない。

      情報がもう少し出るまで、天青は置いておくべきだと思った。

      今はまだ、接触するには早い。

       

      瓦礫の山の中央に、少しくすんだ金髪の女と、似た様な髪色の男がいた。

      「本庄様との戦い、お見事でした。決着はつきませんでしたが」

      地面に残る爪痕、焦げ跡、何が通ったらこうなるのか、綺麗に丸く貫かれたような痕もある。

      「……天崎、私は組織を辞める」

      未来は男に向けてそう呟き、自分の胸に突き刺さった鉄筋を引き抜いた。

      「ミラーカ様、今なんと?」

      「……私は、組織を辞めるの」

      せめて本庄だけはと挑んで三日三晩、建物は更地になったが本城を殺すことはできなかった。

      吸血鬼は心臓を杭で貫かれれば死ぬ、未来は死にはしないが擬似的な死、活動停止状態に追い込まれ、本庄は去った。

      「あぁ……聞き間違いではなかったのですね。組織を抜けてお母様のところへ行かれるのですか? 確かに組織はもう泥舟……強者の組織ではなくなりましたものね。もちろんお供しますとも」

      次はどこで死を振りまくのですかというその男から、未来は目を背けた。

      「天崎、自首しなさい」

      「……はい?」

      「自首しなさい天崎。私も罪を償います、だから……」

      あなたもと、口にしようとする未来に対して、の天崎と呼ばれた男の返事は、地団駄だった。

      「……違うでしょう? ミラーカ様、そんな言葉を口にしてはいけない」

      男は、懐から銀色に塗られたメモリを取り出した。

      「ミラーカ様は、組織最凶で、理不尽な強さの暴力の化身……」

      『ホーリー『ホ『ホ『ホ『ホ『ホーリーエンジェモン 』

      メモリのボタンをガチガチと連打しながら天崎は呟く。

      「そうでしょう?」

      「ち、違う。私達は、人としてその罪を償わないと……」

      はーと天崎はひどく大きなため息をついた。

      「……本当に何を言ってるんです? 貴女は人ではないでしょう? 人だなんてそんなこと言わないでください。グロテスクで、暴力的で夜の闇の中に血と同じ色のを瞳を輝かせる最凶の吸血鬼。それが貴女だ」

      「違うッ!」

      「嘆かわしい……僕達はメモリを使えばすぐに狂う様な虫達とは違うのに、そのトップにいるあなたが自分が特別だと自覚していない」

      天崎はそう言うと、懐から輸血パックを取り出して掲げた。

      「……なんの、つもり?」

      「化け物と是非自覚していただきたいと思いまして」

      さらにカッターナイフを取り出すと、天崎はそれを輸血パックに突き刺し、地面に落とすと思いっきり踏みつけた。

      血が噴き出し、天井にまで降りかかる。

      それを見て、未来はマスクの上から自分の鼻を押さえた。

      「……少し安心しましたよ」

      天崎はそう嬉しそうに言って、未来の足元を指差した。

      「ミラーカ様、涎が垂れていらっしゃいますよ? 人間は、血を見て嫌悪感を拗らせることはあっても、涎をこぼすことはないのです」

      未来は自分の足元にぼたぼたと溢れている涎を溢れさせない様にぐっと口元を引き締めながら天崎を睨んだ。

      「……なぜ我慢するのです。理解できない……あなたの希望になる様な者を殺せば、また破壊の権化となって頂けますか?」

      にたぁと笑い、天崎は自分の腕にメモリを挿すとその姿を八枚翼の天使へと変化させる。

      「ま、待て天崎!」

      伸ばした手に、自分を刺せと言わんばかりに懐から飛び出したネオヴァンデモンメモリが収まる。

      天崎はそれを見て満面の笑みを浮かべた」

      「どうぞ、そのネオヴァンデモンの力で私を殺してお止めください。貴女から見た僕は、僕から見たその他と同じ、虫を諭すなどらしくない。気に食わなければ潰せばいいのです」

      使うべきか、使わないべきか、迷っている間に天崎はその場を後にした。

      後に残されたのは未来だけ。

      「私は、なれない……」

      斎藤盛実の皮を剥がされた結木蘭の様に、鳥羽恵理座の様に、美園夏音の様に、なれない。

      血の衝動に耐えながら、一歩ずつその場から離れる。

      化け物じゃない、心が人間ならば、心が人間ならば。

       

       

       

       

      あとがき

      今回も読んで頂きありがとうございました。

      前回から申し訳程度に引きを作ったオメカモン事件でした。

      最初は、最後の動画部分なしで、
      テレビの打ち合わせなのに番組スタッフなくてタレントの名前しか参加者として出てないのおかしいだろ。

      でも番組スタッフが今度やる番組の出演前に汚しても損するだけで動機がない。

      事務所所属タレントの側のスタッフも参加してたのでは?

      ザピナのマネージャーはともかく味噌美さんのマネージャーなら動機はあるよね。撮影中に抜け出すこともできたのでは?

      でやろうとしていたんですが、これ推理きついし、撮影中抜け出した根拠がないな。ということで最後の動画シーン追加しました。

      妖狐さんと味噌美さんはここからなんやかんや数回出番があるのがまた面白いですよね。

      ではでは、また次回で。

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    • #4146

       暴行罪だと非親告罪だが器物破損は親告罪というのがなるほどなーとなりました。オメカモンの能力はこういう場合に打って付けだったわけだ……Vの人達四名ばかりに目が行ってしまいマネージャー(というかスタッフ)の存在には目を向けられなかった失態。
       妖狐さんと味噌美さん揃って風都陽都イレギュラーズに仲間入りしてしまううううう。
       姫芝にチクリと前科者煽り入れる猗鈴サン燃え。萌えじゃなくて燃え。ちょっと待って便五クンより座高高いんスか。
       
       ちゃんと現時点で生き残ってる幹部と当面の目的のおさらいしてくれるのが優しい。しっかり××さんの遺体確認されてるらしく噴きましたが、ミラーカさんだけ突然ノリがアマゾンズに。輸血バッグから飛散したモノに欲情するのは、もうさっきまで命だったものが辺り一面に転がるなのよ(オーイエー)。
       ホホホホホホーリーエンジェモン。ふくろうの鳴き声みたくなっとる!!

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